院長の歯列矯正ブログ Archives [2006年11月]

ひとりごと 32006年11月07日(火)

みなさまこんにちは、貞永でございます。
月がひとつ大きくなり11月です。今年も残すところあと二ヶ月でございます。
今夜もしくは、明日には気温が低くなり、木枯らし1号が吹くなどと天気予報で聞きましたが、なぜか今はとても暖かい秋の日です。

風が冷たさを増し、凛とした空気感の冬が訪れるのを待ち遠しく思う私ですが、冬といえば口呼吸に注意です。

鼻が詰まって鼻呼吸が出来ない方もいらっしゃると思いますが、そういう方のほとんどは大抵普段から口呼吸していらっしゃいます。口呼吸は、のど風邪はひきやすいし、有害物質(気管や肺にも良くないです)も体内に取り込みやすいし、花粉症発病のの原因にもなるそうです。さらには、脳の温度が高くなるのでボーっとするし、口腔乾燥による虫歯や歯周炎や口内炎の原因にもなるし、いいことはひとつもありません。

いちばん厄介なのは、口呼吸により口輪筋(口唇の周りの筋肉)が弱まり歯列が良くない状態になってしまうことです。舌の下垂(口蓋についていないで下にさがっている)は舌の筋肉のよくない癖(先天的に舌小帯が短い方もいます)でございまして、その舌の癖により、舌の後ろにある気道がふさがれ鼻呼吸がしづらくなります。よって口をぽかんと開けて口呼吸してしまいます。そのような過程で口呼吸メインになると鼻は脳の空冷ラヂエターなので、冷やす為に水冷に変えて鼻水を集めてきます。このような悪循環をくりかえし、歯列を狭く(特に上顎)して歯列不正へと発展していきます。そのような状態は表情筋の眼の下から首までに波及し、全体的にぼてっと(失礼)むくんでいるようなイメージになります。

さて、口呼吸が良くないことだと知ってはいても、こんな大きな問題に発展していたということにあらためてお気付きいただきましたでしょうか?

また余談ですが、呼吸は空気を吸うことだと思ってらっしゃる方も多いと思いますが、吐かなければ吸えないのです。そのいい例が胸郭拡張性の喘息で、構造医学的には両側非加重症候群にあたりますが、この場合吸えないのではなく、胸郭が拡張して吐けないので息が苦しいという状態で、胸郭を徒手的に整復し可動状態のしてあげることにより、症状の軽減や改善が起こるのです。

いずれにしても、呼吸の方法や、空気の存在など、普段気付きにくく忘れがちになりそうなことです。たとえば5分間ご飯や水を摂取しなくても、我慢できると思いますが、空気はいかがでしょうか?目に見えないものに対する意識を大切にしていきたい、矯正歯科医のひとりとして、今日は空気に感謝いたします。

「今日も空気を呼吸させていただいて、ありがとうございます。」

みなさまも、どうぞ舌を上にあげて、口唇を閉じ、鼻呼吸をしていただき、健康的な一日をお過ごしくださいませ。
それではまた。

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【歯列矯正 シグマ矯正歯科 院長Dr貞永の歯列矯正ブログArchivesについて】
この「歯列矯正ブログ」は、東京巣鴨にある歯列矯正専門「シグマ矯正歯科」院長Dr.貞永が、いつも通院してくださっている方やこれから当院に来てくださる方に向けて日々思っていることや感謝の気持ち、反省の言葉などをブログメッセージとして伝えさせていただきたいと思っております。
そして、それがみなさまの為になれば良いな~などと思い書き始めました。
今後できる限りたくさんのブログを書くつもりですのでどうぞよろしくお願い致します。
※このページのArchivesは過去の日記を月毎にご覧いただきやすいように再編成したものです。最新の院長の歯列矯正ブログはこちらからご覧ください。

平成18年9月
歯列矯正 シグマ矯正歯科 院長 貞永 嘉.浩