歯列矯正治療について > 歯列矯正の基礎知識 > 不正咬合の原因と影響
2-3.歯列矯正治療について~基礎知識(3)不正咬合の原因と影響
不正咬合の原因
不正咬合は何故起こるのでしょうか?原因について考えてみます。
- 遺伝によるもの
子供の顔や体格が親に似るのと同様に、歯列についても同様に親からの遺伝を受ける場合があります。
- 虫歯や歯周病によるもの
虫歯や歯周病によって歯を失うことで、その両側の歯が次第にその空いたスペースに移動・傾斜してくることがあります。また、乳歯期の虫歯を放置することで、その下にある永久歯も影響を受けて、歯並びが悪くなる原因となります。
- 生活習慣によるもの
食習慣の欧米化によって、柔らかい食事が増えたことから咬む回数が減り、顎が充分に発達しない状況になることがあります。そうすると、顎の骨の大きさに対して歯の大きさが過大になり歯が並ぶための充分なスペースが得られないため、叢生となるケースがあります。
また、幼児期の指しゃぶりが「開咬」や「上顎前突」の原因となることもあります。
- 病気等によるもの
先天的に歯の本数が足りない場合や、アレルギー性鼻炎等によって鼻呼吸が出来ずに口呼吸をすることによって不正咬合となる場合もあります。
不正咬合の影響
- 虫歯や歯周病になりやすい
歯がデコボコに生えていると歯磨きが困難になり、清掃が行き届かず虫歯や歯周病へと発展してしまうケースがあります。
- 消化への影響
「歯」は前歯で咬みきり、奥歯ですりつぶし充分な量の唾液と混ぜることで胃への負担を軽減し消化を助けています。歯列不正によってこの「咬む」ことが充分にできず、消化不良等を引き起こしますことがあります。
- 引っ込み思案・消極的に
「歯並びがその人の第一印象を左右する」と考えている方が非常に多くいらっしゃいます。逆に、歯並びが悪いことから、人前で話したり笑ったりすることに対して抵抗を感じてしまったり、また、発音が不明瞭になってしまうことから人前で話すことに対しても抵抗感が生じてしまうこともあります。また、顎の骨格や口元の突出等、外見上のコンプレックスからも人前に出たがらないということに繋がるケースもあるようです。
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