歯列矯正治療について > 歯列矯正の基礎知識 > どうして歯が動くの?
人間の骨は、絶えず骨吸収と骨形成を繰り返しており、ヒトの場合、一般に5年で全ての骨が入れ替わると言われています。歯列矯正治療は、この「骨吸収」と「骨形成」を利用して行われる治療法なのです。
「骨吸収」 ~ 破骨細胞によって、弾力や固さを失ってしまった古い骨が分解され、壊されていくこと。
「骨形成」 ~ 骨芽細胞によって、しなやかで弾力性のある新しい骨がつくられること。
歯列矯正治療では、歯の表面(または裏面)にブラケットという小さな装置をボンドで接着し、特殊な矯正用ワイヤーで弱い力を加えて行われます。 この弱い力を加えられた側の歯根膜に骨吸収を起こす細胞が出来て歯槽骨が骨吸収され、反対側では骨形成を起こす細胞が出来て骨形成が起きます。 こうして、わたしたち矯正歯科医師は歯を目的の場所へとゆっくり動かしているのです。